スマートシティ対応

スマートシティとは

近年世界各国で都市部への人口集中が進んでおり、国際連合(国連)は2050年までに都市部に暮らす人口の割合は約70%に増えると発表しています。
そこで懸念されるのが、大気汚染や電力不足や交通渋滞問題です。スマートシティとはIoT技術に関わらず、あらゆるデジタル最新技術とAI技術などを組み合わせることで通信インフラや市民生活インフラサービスを効率的に管理・運用し、環境に配慮しながら都市全体の資源配置を最適化し様々な分野で市民達の暮らしをより便利に、持続可能で(サステイナブル)豊かな都市の構築を目的とした試みのことです。日本では、科学技術基本計画の名の下で「Society 5.0」が策定され、スマートシティプロジェクトもSociety 5.0の一環として産・学・官・民の連携によって進められています。
市場規模としては、2018年国内で約4,600億円、年平均成長率としては約20%で年々大きくなってきています。海外では2018年の総支出金額が約8兆円を超え、2020年には15兆円にも達する予想です。

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スマートシティのジャンル

一概にスマートシティといっても分類が存在する。

  • スマートリビング
    ・スマートホーム
    (生活)
  • スマート
    エネルギー・
    スマートグリッド
    (環境・電力)
  • スマート
    エコノミー
    (経済活動)
  • スマート
    モビリティ
    (交通)
  • スマート
    ガバナンス
    (行政)
  • スマート
    エデュケーション
    (教育)

データテクノロジーの革新によって年々広がりを見せ、人類の生活に関わる産業は全て当てはまってきています。

世界の動向

アメリカ・カナダ

Google社の親会社Alphabet社がSidewalk Labs(サイドウォーク・ラボ)を設立する。
「都市生活の改善に取り組むこと」を目的として2018年にはトロントに新たな街づくりを参画中である。
Sidewalk Tronto
トロントはカナダ最大の都市で多種多様な人種が混じる多文化都市として知られている。
しかし都市開発の問題として、都市インフラ不足、サステイナビリティ、イノベーション促進のコミュニティ不足など都市全体で直面している。
2017年、Sidewalk labsとWaterfront Tronto合同の取り組みとしてトロントのウォーターフロントに都市デザインとIT新技術を組み合わせ都市開発で直面する問題を解決するモデル都市を取り組み中である。
通常スマートシティプロジェクトはすでに確立した都市に問題解決のために取り組むことが多いが、このSidewalk Tronto プロジェクトの革新的な部分は、街づくり開発の時点でITデザインを考慮しエコシステムを形成することにある。

中国杭州・深セン

深センというエリアのイノベーションハブの特性上、スマートシティの観点からも様々な取り組みが行われている。2016年にはアリババクラウド社が杭州市政府と連携し、交通インフラのプラットフォーム作りの一環として映像をAIで分析する道路ライブカメラを導入している。
カメラから取得したデータをAIアルゴリズムの活用により問題が発生した時、警察に自動通報対応が可能な仕組みを持っている。更に交通状況に応じて信号機の自動切り替えなどの取り組みも行っており渋滞が大幅に改善されている。
本件を成功例として、中国国内7都市へ横展開や他国に展開される予定である。

欧州

「インテリジェントシティ」の実現を目指し、アジアに劣らない取り組みをしている。
エネルギー消費やCO2排出量の削減を中心にプロジェクトを推進しており、一般家庭にスマートメータを設置しデータをオープンに公開することで地区全体で電力消費の削減を実現している。
サテライトオフィスを近くに設けたり、スマートパーキングをいち早く実施するなど独自の進化を遂げている。

スマートシティとセンターピア

センターピアでは今までITインフラの基盤であるデータセンター、ネットワークセンター、基地局の構築を中心に「ハコ」と「ドダイ」のプロフェショナルカンパニーとしてパワーと情熱を注いできました。

ICTのインフラ構築の現場では様々な課題が発生し、時にはサーバーラックの提供によって、時には特注筐体など、現場レベルでのデザイン、製造、設置をすることで、日本のITインフラ環境構築のご支援をしてまいりました。センターピアの価値提供を行っている業界としては、IT・データセンタ・通信キャリア・金融・ファイナンス・製造業・医療福祉・文教教育・エンターテインメントと幅広く、今後もビッグデータや5Gの広がりを背景にさらなる成長を見せていくものと推測されます。

また今後、AIやディープラーニング、自動運転など新技術が社会に浸透していく中で、センターピアはスマートシティへの取り組みを強化し、ITインフラコーディネーターとしてスマートシティ関連プロジェクトのデザイン設計と技術提供(ソフトウェア、ハードウェア、AIソリューション)をしてまいります。

前述しましたスマートシティ構想への取り組みとしては、海外が一歩進んでおり多くの資本がスマートシティ市場に投資されています。センターピアでは国内で10年以上サーバーラックメーカーとして培った実績とともに、海外での事例やトレンド・最新技術を熟知した「グローバルチーム」を新たに発足。スマートシティ案件のコーディネートを通じて、スムーズなソリューション導入をご支援します。

案件の設計をするコーディネーターだけでなく、ITに精通したテクニカルデザインエンジニアなど独自のパートナーネットワークをフル活用し、最新技術を用いたソリューションが提供可能です。また、国内の日本特有のITインフラ関連のプロダクトやテクノロジーをパッケージング化し、海外市場への提供も可能です。

センターピアの新生「グローバルチーム」は、日本国内のスマートシティ導入のサポートだけでなく、最新のITソリューションを軸に日本と海外をつなぐ橋渡し役として、これからのグローバル化にむけた全方位的なご支援をさせて頂きます。

今後の見通し、戦略

センターピアではスマートシティという概念の元、スマートインフラコーディネーターとして、提案の幅を広げていきます。
目下、スマートライト、スマートサイネージ、スマートカメラと生活に溢れるビックデータを活用できるように「スマート」パッケージの開発を行っております。

今後、センターピアでは以下の方々をパートナーと考えております。

「自治体内でIT技術を活用し、問題解決をしたい方」
「自治体向けにITソリューションを提供されている方」
「自治体向けスマートシティソリューションパッケージ開発をしたいと思われている方」
「AIを自社内もしくはお客様向けにコラボレーションを図りたい方」
「デベロッパーで街開発事業に携わっている方、街のインフラ構築をされている方」

ITソリューション、AIソリューションを持っていらっしゃる方々に、内外を問わず橋渡し、コラボレーションなどの機会、場を提供し、
“特に”新たなスマートインフラのコーディネートするのが弊社の仕事です。

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