自動車・製造業
IoT・ビックデータ、インダストリー4.0、自動車・製造業のその先へ、セキュリティケージ、リモート監視、耐震補強、免震施工、高性能サーバ、横吸気、横排気、延長枠、扉カスタマイズ、あらゆる特注要望に対応可能です。いつでもお問合せください。
自動車は本来、単なる移動手段にすぎませんでした。しかし、産業革命以降、技術・工業の著しい進歩によって素晴らしい移動手段、快適なデバイスへと変化しています。今後、自動車にはインターネット機能の装備がなされ、“ビックデータ”に情報を格納することになり、様々な状況や場所で活用されてくると思われます。そうすることで自動車自体が情報端末となり、ドライバーの知らないところで交通渋滞情報や期初情報、ルート情報が収集されます。収集されたそれらの情報は“ビックデータ”を構築し、交通における道路情報としての活用に限らず、活用する人によって有効情報へと変貌します。
近い将来、自動車は移動手段から非常に優秀な情報収集端末へと機能拡大していき、そのサーバーラック内に格納・蓄積された有効なデータは活用方法によって多彩な分析・解析データとなるでしょう。その結果、様々な業態が利用可能な情報となることにより、最終的には巨大なビジネス創生の新たな可能性を引き出す手段となっていくと考えられます。
自動車・製造業への
ソリューション
某精密機器メーカー様の事例
- 顧客要件
- 万国博覧会の展示で使用するモバイル機器(タブレット・スマホ)の充電保管BOX
- ビジネス上の
課題 展示会にてノートPC数十台を充電、保管する場所を確保する必要
2010年開催の上海万博において、ある精密機器メーカー様の展示ブースではノートPC数十台を使用することになっており、それらを充電、保管する場所を確保する必要がありました。また常設するものではないため、移動、輸送時に転倒や傷がついたりしないような配慮も必要でした。
- センターピアの
提供内容 ノートPCを縦型に置くことで最大24台をコンパクトに保管
ノートPCを縦型に置くことで最大24台をコンパクトに保管できるようにし、取り出し時はサーバーラックの前後どちらからもスライド機構により楽に機器を取り出せるようにしました。キャスターとレベラーが付いているため移動も固定も簡単です。内部には、OAタップやACアダプターをまとめるスペースを設けているため、1台で充電から保管までまとめて行うことができます。そのほか、充電時に発生する熱を逃がすためのファンや移動時に傷がつかないよう緩衝剤や固定ベルトを装備するなど細かい点にも配慮しました。
- プロジェクトの
成果 単発かつ少量の案件でも設計、製造まで一貫してお引き受け
サイズや数量、配線などの細かい仕様にいたるまで、実際に使用する場面を想定してお客様と密に打合せを重ね、製品を作り上げていきました。弊社では本案件のような単発かつ少量の案件でも設計、製造まで一貫してお引き受けすることができます。
某工場様の事例
- 顧客要件
- 工場の余剰スペースをデータセンター/サーバールームとして活用
- ビジネス上の
課題 簡易的なデータセンターを設けることでスペースを有効活用
現在、工場にタブレット端末を導入し、製造過程で使用する企業が多くなってきました。そのため工場内部でのデータの取り扱いの量が増えています。工場内の空いているスペースに簡易的なデータセンターを設けることでスペースを有効活用できます。しかし、工場は実際のデータセンターとは環境が異なっているため、床の重量や傾斜、空調、配線などの問題の対処が必要でした。
- センターピアの
提供内容 工場の床の耐荷重と傾斜に合わせた特殊な架台をご提案
工場の床は傾斜していることがあるため、そこにデータセンターのようにサーバーラックを設置する際には対策が必要となります。弊社では架台の製作も行っているので工場の床の耐荷重と傾斜に合わせた特殊な架台をご提案することもできます。冷気と暖気を分け(ホットアイル・コールドアイル分離)、排熱対策を行うためのオプションや、架上や底面から配線する際の整線バーなどのオプションを多数ご用意しているため個別にご提案可能です。
某メーカー様の事例
- 顧客要件
- 新設の工場内のスペースにサーバールーム(CPU室)を設置
- ビジネス上の
課題 CPU室の温度管理 効率化、PUE対策
工場の内部のスペースにサーバールームを設けることになり、サーバールーム自体と架列に対してそれぞれ別途キャッピングを行う必要がありました。しかしケーブルの量が多く、そのままキャッピングを行うと配線がうまくできないため、入線を考慮することも課題でした。
- センターピアの
提供内容 ケーブルの入線を考慮しつつ、ホットアイルとコールドアイルを分離
サーバールーム全体をキャッピングし、架列単位でもキャッピングをするためにラック内部にはヒートシャッターとブランクパネル、ボトムカバーを取り付け、サーバーラック(19インチラック)を置かないスペースにも空気の流れを乱さないようにダミーラックを設置しました。扉は高開口率のヘキサパンチングを採用し、ヒートシャッターは効率よく冷気を取り入れられるような角度に設計しました。ブランクパネルには入線ができるようにグロメットを、ボトムカバーには巾着を取り付けました。その他に各種ケーブルサポートやガイドを取り付け、ラック内のケーブルを整線し、空気の流れをスムーズにするよう工夫しました。
- プロジェクトの
成果 多種多様なオプション部材を活用し、空気の流れをコントロールすることで対応
サーバールーム内部のコールドアイル側の温度が下がり、空調に使用される電力が減少したとのことでした。また急な仕様変更にもその都度対応し、結果的にご満足いただける製品を納品することができました。
センターピアが考える業界の将来展望
新規市場の創造、充分な利益の確保が可能
自動車は今後、巨大な情報収集端末としての機能を付加されます。ドライバーの知らないところで走行中の様々な情報を自動的に収集し、IT上の巨大な“ビックデータ”を形成するための重要な情報収集機器となると考えられます。自動収集する情報としては、例えば交通渋滞情報や気象情報、車両情報、緊急車両通過情報などあらゆる情報です。
それらの情報はビックデータへと蓄積され、車業界以外においても有効利用されることとなるでしょう。すなわち自動車会社は“ビックデータ”を背後に有する、巨大な屋外情報プラットフォーム企業灯に変貌する可能性を秘めていると言えます。そこには巨大な自動車業界独自の“ビックデータ”が構築されると考えられます。
さらには複数の“ビックデータ”が統合や連携を経て巨大化することも想定され、利用価値は計り知れないものとなるのではないでしょうか。
以上の想定により、当社はITインフラにおける全面的なバックアップの準備を行っています。