高耐震4ポストサーバーラック(NEBS規格/NTTドコモ規格)
耐震性能と作業性を同時に追及した次世代型EIA19インチサーバーラック!
NTTドコモ規格人工地震波とNEBS規格Zone4試験波いずれに対しても基準を満足し、業界最高レベルの耐震性能を実証!
■ 業界最高レベルの耐震性能!
(NTTドコモ規格/NEBS規格)
最大加速度約1600galに耐えうる堅牢性
国内で最も厳しい耐震基準である「NTTドコモ規格(最大加速度1200gal)」とグローバルな耐震基準である「NEBS規格(最大加速度約1600gal)」。いずれの振動試験波でも実際に耐震試験を実施し性能を実証済み。1995年阪神淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震(最大震度7)の際に記録された地震波形の最大加速度が約818gal。そのおよそ1.5~2倍の加速度に対しても問題がないことを実証しています。
耐震試験の様子
耐震荷重最大1200kgで大容量
一般的な耐震サーバーラックでは、300kg・400kg・500kgなどが許容荷重である製品が多い中、NTTドコモ規格・NEBS規格いずれの試験波でもそれぞれ合計600kgの荷重を積載し、安全性を確認しています。また6ポストタイプであれば、耐震荷重は800kg・1200kgまで対応可能(条件はページ下部参照)。免震建物などで積載重量を出来るだけ増やしたい場合でも必要な条件に合わせてご利用いただけます。
試験記録に表される確かな性能
それぞれの試験記録からわかる通り、基準をギリギリ満たしているという訳ではなく、いずれも基準値の半分以下となっており、圧倒的な耐震性能であることが実際の試験記録から確認できます。
■NTTドコモ規格人工地震波(加速度最大1200gal)による振動試験結果
試験レベル | R08 | R10 | R10 | R12 |
---|---|---|---|---|
最大応答変位(mm) | 10.642 | 14.098 | 17.406 | 24.174 |
物理的損傷※1 | フレーム変形/搭載物とび出し/ドア開放いずれもなし | |||
耐震荷重 | 600kg |
※1 NTTドコモ規格の物理的損傷に関する判定条件
P1: 主要構造に損傷を生じない
P2: 主要構造に亀裂や顕著な塑性変形を生じない(頂部の最大応答変位:50mm以下)
P3: 倒壊・崩壊や、主要構造に破断等を生じない
共通: 搭載物のとび出し、主要ドアの開放を生じない
■NEBS規格Zone4試験波(加速度最大約1600gal)による振動試験結果
加振方向 | X方向 | Y方向 |
---|---|---|
最大応答変位(mm) | 31.929 | 9.243 |
物理的性能※2 | 恒久的な構造的・機械的損傷なし | |
耐震荷重 | 600kg |
※2 NEBS規格のPhysical Performance Criteria(Telecordia GR-63-CORE)
R4-68:恒久的な構造的・機械的損傷がないこと
R4-69:フレーム頂部の最大相対変位が,75mmを超えないこと.
■ 耐震性能だけではなく、作業性も追及!
支柱が少ない"4ポスト"タイプ
一般的な耐震ラックでは通常の19インチラックに比べ、強度向上のためにフレームが分厚くなる、または補強部材が多かったりし、作業性を損ないがちです。しかし本製品は、補強部材の位置や大きさ、溶接方法などを最適化し、通常の19インチラックで8本支柱があるところを4本に集約、強固なマウントフレームのみで自立する構造となっています。
立架後も取り外し可能なスライド側板
サイドパネルがスライド式で前後方向に抜き差し可能なので、ラック同士を隣り合わせて設置・立架した後でも外すことができます。配線やメンテナンス時の妨げになりがちな支柱やパネル類から解放され、スムーズな作業が可能になります。
細部にまでこだわった設計
そのほかにも、ケーブルガイドや扉用ステー(一定の角度で保持するための金具)が標準装備だったり、支柱が少なくてもコンセントバーが取り付けられるようになっていたりと作業者のことをとことん考えた細部にまでこだわった設計となっています。
場所が狭くても現場で組み立てる事が可能
ラックのメインフレームを大きく分けると
①天井面
②床下面
③マウントフレーム前・後
で構成されており、溶接ではなくシンプルな組み立て式となっています。
例えば、「搬入口が狭い」「EVにラックが入らない」「サーバールームの通路や部屋が狭い」等の場合でも部材毎に運搬し設置場所で組み立てる事が可能です。
■ お見積・お問い合わせ
お見積・ご購入をご希望の際は以下をご検討の上、お問合せください。
STEP1 外形サイズ
・高さHeight[mm]: 2200★
・幅Width[mm] : 700★
・奥行きDepth[mm]: 1100★/1200★
外形高さではなく有効U数を優先する場合はU数をご指示ください。
STEP2 必要な耐震荷重
・耐震荷重: 600kg★/800kg/1200kg
※800kg、1200kgの場合はフレーム構造や試験波の条件が異なります。
詳しくは下記表をご覧ください。
STEP3 カラー
・カラー: アイボリ★/ブラック★/その他
※その他ご希望のカラーがあればお気軽にご相談ください。
STEP4 その他
・ご希望納期
・数量
・納品先
“★”表記項目は標準仕様を表します。
販売代理店・協業パートナーご希望の方はこちら
- 静止時許容荷重
- 1200kg
- 耐震荷重
(標準タイプ) - NTTドコモ規格
R4/R6/R8/R10/R12(最大1200gal)
600kg 搭載
NEBS規格 Zone4(最大約1600gal)
600kg 搭載 - 耐震荷重
(6ポストタイプ) - NTTドコモ規格
R4/R6/R8/R10/R12(最大1200gal)
800kg 搭載
NTTドコモ規格 R4/R6/R8(最大800gal)
1200kg 搭載
※静止時許容荷重については、弊社内装置搭載基準による評価値です。
搭載機種・搭載仕様・搭載条件(重心位置)設備環境などにより搭載荷重は異なります。
高耐震4ポストサーバーラック(NEBS規格/NTTドコモ規格)の特徴
扉の形状 | パンチング扉 | 環境対策 | ウィスカフリー |
---|---|---|---|
ラック規格 | EIA規格に準拠 19inch |
マウント仕様 | ケージナット用角穴仕様 ユニット表記(刻印) 25mmピッチで調整可能 |
材質・塗装 | スチール ブラック/アイボリー |
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- 高耐震4ポストサーバーラック(NEBS規格/NTTドコモ規格)がよく導入される業界